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魅力発見!かわさき 川崎市の産業遺産
川崎市の産業遺産    (39)
安藤資次家住宅(アンドウスケツグケジュウタク)     (2009-10-2 - 197 Clicks)

安藤資次家住宅は、昭和8年建築の木造平屋、瓦葺の檜作りの日本家屋です。

部屋割りは8畳和室2間、6畳、14畳洋室、台所、風呂、トイレで、14畳洋室は後に改築、後に水屋付8帖を増築されたものです。

手入れの行き届いた広い芝生敷きの庭に面した和室の前面に5尺巾の広い縁側があり、また縁側の桁は継なしの円桁が使われています。

外側部分は建築当時とほとんど変わらず、維持されています。

また、敷地の門を入ってすぐ右手に、昔医院として使われた建物があり(2階建)、住居と医院を結ぶ渡り廊下もあり、屋根はそのまま残っています。

当主が建築家ゆえ、築後70年を経たものとは思えないほど、非常に手入れが行き届いています。

所在地:川崎市麻生区片平4-10-13
所有者:安藤氏
安藤資次家旧医院(アンドウスケツグケキュウイイン)    (2009-10-2 - 200 Clicks)

安藤資次家旧医院は、昭和7年建築の木造2階建洋風建築です。

屋根はスレート葺(現在は葺き替えられています)で、2階建でありますが、非常に軒高が高く、その分天井も高くなっています。

外壁は杉板の下見板張りで、24cm巾の杉板を上の板の裏側に少し潜らせるように重ねていく張り方で、板は「長押挽き(なげしびき)」(俗に南京下見とも呼ばれています)となっています。

長押挽きとは板の厚みを上側を薄く、下側を厚くとる挽き方で、断面が台形になります。

玄関前はコンクリート製アーチ型の洋風円柱があり、玄関を入ったところがモルタル敷きの土間となり、その奥南側に待合室、また土間待合室の北側に診察室、薬局、トイレがあります。

2階は和室10畳と洋室6畳その他があり、母屋(住居)と結ぶ渡り廊下が診察室の裏から出ています。

昭和7年より17年まで医院として使用されましたが、その後は現在にいたるまで物置となっています。

所在地:川崎市麻生区片平4-10-13
所有者:安藤氏
柿生発電所    (2009-10-2 - 207 Clicks)

柿生発電所は、川崎市営水道の導水路途中にあります。

有効落差11.7m、最大使用水量8.33m3/s、出力800kWという、とても小さな水力発電所です。
川崎市は昭和15年度からの上水道第4期拡張事業において、津久井分水池(相模湖)より受水した水を下九沢分水井(川崎市と横浜市に分ける)を経て、長沢浄水場に至るまでの途中、黒川に地形の関係から落差ができるため、当初からこの地に低落差発電所の計画をたて、その構造物を建設していました。

昭和29年、導水路は完成しましたが、川崎市が発電事業を開始するに至らず、発電所の建設と維持管理は県企業庁に引き継がれました。

昭和37年8月に工事が完成し、営業運転を開始して、現在に至っています。

したがって、この施設は「神奈川県企業庁柿生発電所」と「川崎市水道局導水路黒川監視所」の両方の機能をもっています。

発電設備としては、小さな発電所に適する横軸円筒可動羽根プロペラ水車(チューブラ・タービン)〔回転数500r.p.m.〕と、横軸かご形3相交流誘導発電機(共に日立製作所製)を備えています。

また、水道用水利用という特殊な事情から、できるだけ汚損しないように、水中にある箇所は油のいらない構造とし、漏油防止が施されています。

作られた電力はすべて東京電力に納められています。

所在地:川崎市麻生区黒川字西谷1544-2
所有者:神奈川県企業庁・川崎市
細王舎跡(記念碑)    (2009-10-2 - 215 Clicks)

農機具メーカー「細王舎」工場跡地にたてられた石碑です。

津久井道「高石歩道橋下」交差点の角にあり、工場跡地は現在、ガソリンスタンドとマンションになっています。

「細王舎」は明治22年創業で、創業者は箕輪政次郎氏です。

細山にて農蚕機械器具の発明改良製作に着手し、事業発展とともに現地に移り、2代目箕輪亥作氏により、農機具メーカーの元祖として神奈川を代表する工場に発展しました。

なかでも、大正初期に開発された足踏脱穀機「ミノル式親玉号」の開発成功により、全国を席巻しました。

戦後農業機械の大型化により、大手メーカーの参入で業績は悪化しますが、昭和35年に小松製作所と業務提携、小松部品株式会社(現在の小松ゼノア株式会社)となり、厚木市に移転しました。

なお、「細王舎」の名の由来は、創業者夫妻の出身地、細山(生田村)と王禅寺(柿生村)の頭文字を合わせたものです。

石碑は、先達の偉業を称え、元細王舎社主箕輪嘉夫と小松部品株式会社により昭和54年8月に建立されました。


所在地:川崎市麻生区高石3-32
車井戸    (2009-10-2 - 196 Clicks)

昭和30年代に水道が敷設されるまで、細山地区では井戸水に頼っていました。

その頃の縦井戸の設備を移築したものです。

このあたりでは、一般的に縦井戸と呼ばれる形式の井戸が使われていました。

縦井戸は掘りが浅く、水の出る場所が限られていたため、共同で使われることが多かったようです。

縄で結んだ2つの桶を滑車(井戸車)を通して、交互に汲み上げる方式のもので、もっと浅い井戸では、竹竿の端に釣瓶をつけたものも使われていました。

大正時代頃から掘り抜き井戸が普及してくると各家庭で井戸を持つようになり、また昭和に入ると、手押し式のダルマポンプが普及したため、釣瓶や桶を使い手作業で水を汲む井戸は徐々に姿を見せなくなりました。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
発動機    (2009-10-2 - 204 Clicks)

展示されている発動機は、石油式発動機で、クボタ式です。

水冷単気筒で、大きさは縦55×横107×高さ125cmです。

石油(軽油)を燃料として回転力を得る機械で、2馬力の出力があります。

ベルトを介して脱穀機や、籾擦り機、精米機などを動かしました。

石油が動力源なので、どこにでも移動でき農家の作業場だけでなく、脱穀機と一緒にリヤカーなどで運べば、田んぼの中でも脱穀することができました。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
動力脱穀機ミノル式     (2009-10-2 - 203 Clicks)

農機具メーカー「細王舎」により作られました動力式の脱穀機です。

発動機よりベルトを介して駆動します。

籾を取り出すためにミノル式螺旋昇降機がつき、専売特許の表示があります。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
足踏み脱穀機(囲みつき)    (2009-10-2 - 197 Clicks)

足で踏み板を踏むと、歯の付いた円型の扱胴が回転し、その上に稲穂を当てて脱穀します。

この脱穀機は籾が飛ばないように扱胴の上に囲みがついているものです。

足踏脱穀機は、直径4〜60cmの扱胴に逆V字型の針金をつけたもので、踏み板を踏むとクランクによって抜胴が回転します。

稲を置く位置によって上扱式と下扱式があり、また扱く人員によって一人扱きと二人扱きがありました。

最初のものは明治43年頃に作られ、改良されて全国に広まったのは大正時代です。

川崎市北部では、昭和に入ってからの導入の記録がり、各地の農具メーカーでつくられましたが、昭和に入ると地元の「細王舎」と川越の「木屋」のものがシェアを二分しました。

また、その作業音から「ガーコン」とも呼ばれたということです。

展示されているものは、上扱(うわこき)式、一人扱きで、縦75×横78×高さ91cm、歯車の直径35cmのものです。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
足踏回転脱穀機ミノル式    (2009-10-2 - 218 Clicks)

大正期、細王舎2代目箕輪亥作氏により開発されました。

ペダルを足で踏み、その運動をドラムの回転に変え、脱穀しました。

ドラムには木製、針金が逆V字の形で多数取り付けられています。

外枠は木製で三角形に組まれ、金属板で補強されていて、非常に堅牢な形です。

このように非常にシンプルで操作性に優れていたため、瞬く間に全国に広まり、また海外にも輸出され、これにより細王舎の事業拡大につながりました。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
精米機(セイマイキ)    (2009-10-2 - 215 Clicks)

精米機は、動力で玄米を白米にする機械で、発動機や電動機からベルトを介して動かします。

精米機が導入されるまでは、水車やじんがらを使って米を搗いていました。

また、大方の農家では、米搗きを商売にしている精米所へ頼んで搗いてもらっていました。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
メリーテーラー    (2009-10-2 - 205 Clicks)

細王舎は、昭和28年に米国メリーテーラー社と技術提携を行い、小型では日本初の空冷エンジン搭載の耕運機を、在来品の3分の1の価格で販売開始しました。

商品名を「メリーテーラー」と言い、非常に軽量コンパクトにつくられており、また、故障も少なかったので、たちまち、農家の必需品となり、メリーテーラーは耕運機の代名詞ともなりました。

小型ティラーでは唯一の機種で全国各地の農家で重宝な機械として人気が高かったということです。

プラウ、砕土機、トレーラー、代掻きなどの作業機があり付け替えて使用していました。

プーリーは脱殼機などベルト駆動の機械を動かすのに利用していました。

展示されているものは、メリーテーラーB、3型、シバウラ3馬力、(株)細王舎製(川崎市高石)専売特許取得したもので、特別通産大臣賞受賞したものです。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
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入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
犂(スキ)     (2009-10-2 - 212 Clicks)

展示されている犂は、「どうずり」「双用犂」「二段犂」の時代の違う3種類の犂です。

牛馬に引かせて土を掘り起こし、田起しに使いました。

刃先は微妙に斜めに角度が付けられており、土が横に掻き出されるように工夫されています。

耕起作業はそれまですべて鍬で手作業だったので、犂による牛馬耕の導入で耕起能率がはるかに高くなりました。

昭和30年代に動力式耕うん機が普及するまで活躍しました。

「どうずり」は大正時代まで使われていた木製の犂で、刃先には鉄がはめられています。

「双用犂」は、昭和に入って使われた犂で、床が短くなっています。

刃は鉄製で、「高北式双用犂」三重県高北農具製作所製です。

「二段犂」は、戦後に使われたもので鋳鉄製です。刃が二段になっていて深く耕すことができます。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
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入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
藁打ち機(ワラウチキ)    (2009-10-2 - 198 Clicks)

藁打ち機は、藁(わら)を打つための機械で、溝の入ったローラーを手で回し、その間を藁を通す仕組みになっています。

藁を打つと全体が柔らかくなり、細工がしやすく、しかも丈夫になるという利点がありました。

農家の藁利用は大変多く、藁縄、俵、莚(むしろ)、藁草履などの農作業に必要なものから、養蚕に使う簇(まぶし)など、また縄からはなわたわしやなべしきなどの台所用品などさまざまでした。

また、不用になると燃やして灰にすればそれが肥料となり、捨てることがないものです。

藁仕事は冬など農閑期に行なう作業で、翌年の収穫に必要なだけの俵や縄などを作っておく必要がありました。

機械を使う前は、藁打ち石に藁束を乗せ、それを槌で打つ手作業で、大量の藁を打つのはきつい仕事でしたが、この藁打ち機の登場で、能率が上がり、作業が楽になりました。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
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入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
誘蛾灯(ユウガトウ)     (2009-10-2 - 222 Clicks)

誘蛾灯は、昆虫の走光性を利用して、害虫を誘殺する道具です。

下皿に油を敷き、夕方火を灯しておくと蛾の幼虫は稲の茎を食べるので、産卵のために田にやってくる蛾が集まり退治できました。

後年、農薬による害虫駆除が行なわれるようになると使用されなくなりました。

展示されている誘蛾灯の大きさは、縦38cm、横41cm、高さ64cmです。


■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

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TEL:044-954-3933
籾擦り機(モミスリキ)     (2009-10-2 - 205 Clicks)

籾擦り機は、二人の手で押して籾を擦りつぶし、殻を取り除いて玄米にする機械です。

展示されているもの大きさは、縦53cm、長さ180cm、高さ97cmで「永田式日満号籾擦り機、永耕農機商会三重工場製 回転 1分450回/腕動 1分40回」です。

手押し用のハンドルが二人分ついており、これを押すことによって2つのローラーを回し、この隙間を籾が通るときに、殻をはじき飛ばす仕組みです。

後に動力式が普及するまで使われました。

また、以前は唐臼で、籾擦りをしていました。

当時は、できた玄米を唐箕(とうみ)や万石通し(まんごくどおし)にかけて選別し、出荷したり、自家用に保存したりしていまた。


■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時


住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
米選機(ベイセンキ)    (2009-10-2 - 217 Clicks)

篩(ふるい)の機能をさらに発展させたもので万石通し(まんごくどおし)、千石通し(せんごくとおし)とも言われました。

木枠に金網を張った大きな篩を傾斜状にして、選別したい穀物を上から少しずつ落とし、目の大きさより小さな穀物とを選別します。

網目より小さいものは下に落ち、大きいものは下まで到着するしくみになっています。

籾と玄米の選別や、玄米中のくず米や精米中の砕け米の除去など、網や傾斜角度を替えてさまざまな選別に利用されました。

また供出のときなど、良い米を選別する必要があるときは、米の大きさに合わせて滑りよい縦線だけ張ったものを用いました。

傾斜角度の調節には熟練を要しました。

展示されているものは、選別部分の長さ94cm、高さ82cm、幅59cm、サシナミ式米選機のものです。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
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入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時
馬鞍(ウマグラ)    (2009-10-2 - 209 Clicks)

高石村(現麻生区高石)にかつてあった、「細王舎(農機具メーカー)」で使われていた、荷車を引くための馬鞍です。

後ろに「ザグリヤ」と染め抜かれた布がついていて、馬に装着したときに、馬の腰の上で、「ザグリヤ」と目立つようになっています。

「細王舎」は明治22年創業の農機具メーカーで、川崎市の本格的な近代的工場としては、最古のものです。

創業時は養蚕の道具を作っていたため、通称「ザグリヤ」と呼ばれていました。

昭和に入るとミノル式脱穀機で、一世を風靡し、その販路は全国に及びました。

当時、1月2日には脱穀機を積んだ馬力車が、何本もの初荷ののぼり旗を立てて、津久井道を通りました。

馬の鞍を飾り、腹おびも華やかに、馬をひく人も着飾っていました。


■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
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休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時


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TEL:044-954-3933
農業用扇風機     (2009-10-2 - 213 Clicks)

農業用扇風機は、人の手で回転させて風を起し、穀物などとごみを選別するものです。

羽が大型でかなり強い風を起こすことができ、扇風機の前で、穀物を入れた箕(み:U字型の縁がついた穀物の選別・運搬用の籠状のもの)を煽ると、ごみやシイラなど軽いものは飛ばされて、選別することができます。

展示されているものは、高93cm、羽の長さ43cm×幅13cm、4枚羽のものです。


■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
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唐箕(トウミ)    (2009-10-2 - 203 Clicks)

風の力でさまざまな選別ができる便利な農具で、籾や玄米を供給するための漏斗(ろうと)、手回しハンドルで羽根車を回転させて風を送る起風胴、選別風胴、そして選別口からできています。

漏斗から落とされた混合物は、起風胴から送られた風により、重さによって選別されます。

例えば第一口には玄米や籾のような重い物、第二口には比較的軽いくず米など、そして第三口は藁くずや籾殻などの軽い物が吹き出されます。

羽根は一定の速さで回さないと選別にむらが出てしまいます。

東日本型と西日本型があるほか、地域によって形態に違いが見られます。

西日本の唐箕は全体として横長、支える脚が4本ですが、東日本では縦長で多脚型となっています。

羽根の材質や回転を助ける歯車の導入などによって、次第に小型化しました。

展示されている物は幅120cm、高さ114cm、奥行き37cmの大きさのものです。

■細山郷土資料館
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唐臼(カラウス)    (2009-10-2 - 231 Clicks)

唐臼は、脱穀した籾から籾殻(もみがら)を除去して玄米にする作業に使います。

石臼と同じような仕組みの土臼で、元禄時代に中国から伝来したと言われています。

籾の乾燥が不十分だと臼ひき作業に耐えられず籾が砕けました。

籾摺りではこの砕け米の発生率が大問題で、木摺臼と土臼を併用しながら、さまざまな工夫をこらしていました。

土臼は作業効率は優れているものの砕け米が多く、精白するときにも損になる、と評価されていたようでした。

竹籠の中に土などを入れて上下の臼を作ります。

写真左は竹籠に入れたもので、右は四斗樽に粘土を使ったものです。

最初は手で回転させていましたが(写真左)、後には鑓木式(写真右)になりました。

細山では、登戸のカラウス屋が回ってきて、一日で作っていきました。

籾摺りをするときは、一人が箕などで籾を投入し、籾を上臼の供給口から下臼の上部に落とし、遣り木を2〜3人が持って上臼を回転させ、回転する上臼と固定されている下臼の摺り歯の両面での摺り合わせによって籾摺りを行ない、玄米と籾殻は臼の外に放出されます。

この唐臼が動力籾擦機になったのは、昭和10年〜15年頃のことでした。

■細山郷土資料館
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代掻き馬鍬(シロカキマンガ)     (2009-10-2 - 220 Clicks)

代掻き馬鍬は、牛や馬に牽引させて田んぼの荒起こしや代掻きをさせる農具です。

木製の枠に細くて鋭い鉄の歯が複数ついていて、大きさは横104cm、高さ70cmです。

代掻きとは田起こしした田んぼに水を張って、土を細かく砕き、丁寧に掻き混ぜて、田んぼの表面を平らにする作業で、田んぼの水漏れを防ぎ、苗を植えやすくし、苗の根付きと発育を良くさせるために行ないます。

牛に犂(すき)を引かせて田起こしをするようになってからは、代掻きも馬鍬(まんが)を使って牛や馬で行うようになりました。

代掻きは荒代(あらじろ)、中代(なかじろ)、植代(うえじろ)の3回行うのが一般的で、牛馬を使うのは荒代・中代で、仕上げの植代は柄振りを使って人手で行いました。


■細山郷土資料館
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正条器(セイジョウキ)    (2009-10-2 - 194 Clicks)

正条器は田植え用に使用し、転がしながら等間隔に植えていくもので、「コロガシ」とも呼ばれています。

いろいろな形があるが、この正条器は、広い田に使用したもので、大きさが長さ307cm、直径62cmの6角形のものです。

昔は、稲は乱雑植えでしたが、明治30年代に正条植えが取り入れられるようになりました。

代掻きをして平らにした田に縄を張ったり、型枠を転がして目印を付け、整然と植えていくことによって、株の間隔が揃い、稲にむらなく日があたり、風通しもよくなり、除草作業の能率も上がって収量が増えました。

昭和40年代から田植機が普及したことにより、正条器も必要なくなってしまいました。


■細山郷土資料館
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開館時間: 午前10時〜午後5時

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蛇腹(ジャバラ)    (2009-10-2 - 210 Clicks)

蛇腹は、平地で田よりも用水路が低い場合、田へ水を汲み上げるのに使用しました。

一般的には踏車と言われています。

大小2種あり、大きい方は高さ170cm、羽の長さ59cm、横幅35cm、羽12枚で、小さい方は、全長93cm、羽の長さ51cm、羽の幅23cm、羽11枚になっています。

小さいものは羽だけが展示してあり、すべて木製です。

この蛇腹は、中野島や宿河原あたりで使用していたものです。

用水路の中に、この蛇腹を設置して、羽の上に乗って羽板の端を踏んで羽を回すことにより、羽は一枚板で、木枠の中の水を掻き揚げます。

宝暦・安永の頃には、全国で使われていた記録があります。

■細山郷土資料館
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バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
鍬(クワ)     (2009-10-2 - 201 Clicks)

鍬は土を掘り起こしたり、反転させたり、砕いたり、除草などもできる農具の代表です。

鍬は使用目的によって、打ち鍬(田畑の荒起こし、開墾用)、引き鍬(畦づくりなど土の移動用)、打ち引き鍬(おもに粘質土の耕作用)に分類されます。

打ち鍬は、打ち込みにより土を反転・耕起するもので、強靱に作ってあります。

前進しながら使用し、刃先と柄の角度は直角ないしはそれに近い鋭角(60〜80度)が一般的です。

高く持ち上げて土に打ち込むために、ある程度重い方が良いとされています。

引き鍬は引く動作により土をならしたり、移動させたりするもので、他にも除草や溝さらえなどのさまざまな作業に使用されます。

刃先と柄の角度は50度前後が一般的で、後退しながら使用します。

打ち引き鍬は、打ち鍬と引き鍬の中間的な鍬です。

■細山郷土資料館
交通案内: 電車:小田急線「読売ランド前駅」、徒歩20分
バス:「西生田小学校前」、徒歩10分
入館料: 無料
休館日: 毎週月曜日・毎週金曜日・年末年始
開館時間: 午前10時〜午後5時

住所:〒215-0001 川崎市麻生区細山3-10-10
TEL:044-954-3933
 
金ごき(カナゴキ)    (2009-10-2 - 200 Clicks)

鉄製の歯(穂)を松の台木に固定した台木部と、脚部、踏み板の三部で構成されていて、稲の脱穀に使用する用具で、たくさんの歯を並べ、穀物を歯と歯の隙間に挟んで引いて脱穀する農具です。

歯の隙間に稲の穂先を入れて、引き抜くと籾だけが落ちるしくみになっています。

籾が付いたままの小さな穂先が多く出るので、さらに唐棹(からさお)で何度も叩いて籾を分離しました。

歯が多くあるから千歯扱き、千把扱く事ができるので千把扱きと呼ぶなどの説があります。
歯の数は実際は19本、23本、25本で奇数が一般的で、展示されている物は23本の歯を持っているものです。

歯の間隔は、約2〜3mmです。

明治時代になると、商人と直し職人とが組になり行商が行なわれるようになり、穂の部分は3〜5年おきに修理され、その際、いくつかの状態のよい穂を集めて、一丁の千歯扱に仕立て直したということです。

千歯扱きの生産地は釘を作っていたところが多く、川崎北部地域で使用されていたものは、多くは鳥取県倉吉産のものでした。

大正時代に回転式の足踏脱穀機が出現するまでの約200年間、広く愛用されていました。

その後、足踏脱穀機、動力脱穀機と発達し普及しましたが、種籾だけはこの千歯扱きを使って、丁寧に脱穀していました。

1時間当たりの作業能率は千歯扱きで約45把、足踏脱穀機で約250把〜300把、動力脱穀機では600把以上と伝えられています。

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なわない機    (2009-10-2 - 215 Clicks)

なわない機は、足で踏んで回転させながら少しずつわらを入れ、縄をなう機械です。

展示されているものは、川越の片山製作所製造「日の出式完全製縄機」です。

農作業などにおいて、縄は大量に必要とされたため、農家では藁から縄を作ることが農閑期の仕事でした。

この機械ができる前は手で撚り合わせていましたが、ペダルを漕ぎながら、藁を補充するだけで縄が出来上がるこの機械は大変重宝されました。


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じんがら(踏み臼、唐臼)    (2009-10-2 - 214 Clicks)

じんがらは、地に埋めた臼の中の穀類を、足踏みで上下させる杵で搗き、杵を杵棹の一端に付け、もう一端に片足を置き、体重を掛けて杵を上げ、力を抜いて落とすものです。

別名唐臼(からうす)とも謂れ、また地面に固定されたものを地唐(じがら)などともいい、細山では「じんがら」と呼んでいました。

主に玄米を精米するために用い、精米用の他に、麦・粟・などもついていました。

雨の日や冬の時期に作業をし、臼には1俵の半分(2斗)を張ることができ、一臼搗くのに半日かかったということです。

一時間ほど搗くと、糠がたくさん出るので、篩(ふるい)でそれを取り、それまでは休むことができず、大変な重労働でしたた。

杵の中ほどに子供を乗せると、楽に搗く事ができたということです。

じんがらは起源は平安時代に遡りますが、一般的になるのは江戸時代中期以降で、細山に入ってきたのもその頃と思われます。

明治時代になると水車での精米も普及しました。

戦後、精米機が普及されるまで広く使われていました。

展示されているものは、支柱のみ新しく作り変えられ、動かせる状態に再生してあります。

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揚げ枠    (2009-10-2 - 196 Clicks)

「糸取り機」や「座繰り」で出来た糸を、糸巻きから、糸揚げに巻き返す作業に使う枠です。

この作業に使う枠が「揚げ枠」で「返し枠」とも言います。

大きいものは長さ2m以上、直径50cmぐらいになります。

この枠を肩の高さくらいの支えに渡し、手で回転させ、一定の大きさで糸の束にします。

この束を「カセ」といい、一度に8カセくらいまで作れました。

こうして巻き返すとさらに糸に撚りが掛かり、糸として使えるようになります。

糸を売ったり、機織りに掛けるのはこの巻き返しをしてからです。



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糸取り機    (2009-10-2 - 215 Clicks)

繭から糸を取り出すための機械です。

「座繰り」と同じ目的で使われます。

ペダル上部に配された横棒の上に板を渡し、その上に暖めた糸繰り鍋を置き、その中の繭から数本の糸を取り出し、上部の突起棒を介して、糸巻きに巻き取っていました。

ペダルの上下運動を、回転に変え糸巻きを回し、また突起棒を左右に動かすことによって自然に撚りがかかるようになっています。

「座繰り」と違い、回転力を足で作り出すことができるので、両手が糸繰り作業に使えるようになりました。

糸巻きが2つ付けられ、また回転数も上がったので作業効率が向上しました。

鉄を使った部品はほんの一部で、合せ車などほとんどが木製です。

現在に至るまで、非常に狂いが少なく、良質の材料と、精度の高い工作技術がうかがえます。

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糸巻き    (2009-10-2 - 224 Clicks)

巻きは、紡車(いとぐるま)とも呼び、まゆからとった糸を何本か集めて、使いやすいような糸に巻き取るのに使用していました。

利用する目的によって大きさが違い、使いやすくしてあります。

大きい車輪の中心部に取っ手が付いていて、これを回すことによって、小さいほうの車輪を高速で回転させ、その心棒に糸を巻きつけていました。

一般的には木綿の糸を作るときに使う道具ですが、細山では絹糸を作るためにも使用されたようでした。

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座繰り(細王舎製)    (2009-10-2 - 205 Clicks)

この座繰りは、かつて麻生区高石にあった農機具メーカー「細王舎」製のものです。

座繰りとしては最も新しいものですが、基本的な構造はそれまで使われていたものと同じです。

ハンドルを回すと、歯車を介して、糸取枠を回転させる仕組みで、ここに糸繰鍋から取られた繭糸が撚られながら巻かれていくようになっていますが、創業者箕輪政次郎によって、軸受けや撚りをかける棒を動かす部分に碍子を使うなど細かい部分に新たな工夫がなされています。

また、歯車や枠など木製でありますが、非常に良質の材料が使われているため、堅牢で現在に至るまで狂いが少ないです。

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座繰り(ザグリ)     (2009-10-2 - 209 Clicks)

「座繰り」とは、歯車の付いた手動の糸繰機で、ハンドルを手で回すことにより、歯車を通じて糸取枠を回転させる仕組みになっています。

繭を煮る糸繰鍋から数本の糸を取りだし、自動的に撚りをかけながら糸取枠に巻いていく道具です。

一つの繭が終わると次の繭から糸を引き出し、撚り合わせていくことにより長い糸となります。

この段階では細く、まだ織物の糸としては使えません。

作業そのものは単純ですが、回し具合は微妙で難しいということです。

また、糸を引き出すために煮え立った糸繰鍋から繭を取り出したり、また煮え立った繭の悪臭など、厳しい作業条件が伴います。

「座繰り」は、古くは1800年代初期のものもありますが、一般的に使用されるのは明治時代に入ってからでした。

明治時代の後期より、足踏み式の製糸機が登場しましたが、「座繰り」は農家の自家用として長く使われてきました。

これは、選別された繭はそのまま出荷されましたが、選別で落とされた繭からは自家用の糸を取ったりしたためでした。


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桑切り機    (2009-10-2 - 187 Clicks)

桑の葉を細かく切るのに使用する道具です。

蚕が小さい時には桑の葉を小さく刻む必要があるために用いていました。

取っ手を押すと、刃が降りて桑を切ると同時に桑の葉を刃元に送る仕掛けがついているので、取っ手を少しだけ押して空送りすれば、大きく切ることもできます。

これにより蚕の成長に合わせて、桑の葉の大きさをかえることができます。

川崎市西部では明治時代の頃より、ほとんどの農家が養蚕を行い、貴重な現金収入を得ていました。
平地では早くから野菜果樹栽培に移行しましたが、丘陵地帯ではほかに現金収入の方法が少なかったため、ますます養蚕が盛んに行なわれました。

昭和初期に最盛期を迎えましたが、昭和10年の生糸相場の下落、戦時中の食糧増産の掛け声とともにほとんど姿を消してしまいました。

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桑切り器    (2009-10-2 - 184 Clicks)

桑の枝を切ったり、使用桑の葉を細かく切るのに使用する道具です。

蚕が小さい時には桑の葉を刻む必要があるために用いていました。

取っ手を下に押し込むと、刃が降りて桑を切ることができ、包丁を使うよりも、少ない力で一度に多く処理できます。

川崎市西部では明治時代の頃より、ほとんどの農家が養蚕を行い、貴重な現金収入を得ていました。

平地では早くから野菜果樹栽培に移行しましたが、丘陵地帯ではほかに現金収入の方法が少なかったため、ますます養蚕が盛んに行なわれていました。

昭和初期に最盛期を迎えましたが、昭和10年の生糸相場の下落、戦時中の食糧増産の掛け声とともにほとんど姿を消してしまいました。

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動力籾擦り機(ドウリョクモミスリキ)    (2009-10-2 - 193 Clicks)

動力籾擦り機は、発動機や電気の動力で簡単に籾を擦る機械です。

展示されているものは、イナダ式で、大きさが縦55×横107×高125cm、川崎市菅の合資会社高橋製作所製です。

ベルトを介して動力を得、中のローラーを回転させ、その隙間に籾を通して、殻を飛ばします。

また、この機械には、できた玄米を選別するための唐箕(とうみ)や万石通し(まんごくどおし)も付いており、籾を補充するだけで、自動的に必要量が送られ、玄米だけを取り出せるようになっています。

このように、動力化、自動化が農家に導入されるようになり、作業が楽になるとともに、作業効率が大幅に向上しました。

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草取り(除草機)    (2009-10-2 - 201 Clicks)

明治時代に発明された手押しの除草機です。

正条器の使用とともに使われるようになり、大正時代には一般的となりました。

とげのような鉄の歯がたくさん植えこまれた円筒状の車が柄の先に付いています。

歯車は通常2つ付いていて、雑草を掘り起こすとともに、掻き混ぜた土に巻き込んで埋め込む仕組みになっています。

また、2連式のものもあって、一度に2列除草できます。

また除草と同時に土を掻き混ぜるので稲の根に酸素を送り込むという要素もありました。


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まゆかき機    (2009-10-2 - 207 Clicks)

まゆから毛羽をとるときに使用していました。

「毛羽取機(けばとりき)」とも言われており、人力で、ハンドルを回して使います。

蚕が繭を作るとき、「簇(まぶし)」(蚕が繭を作るときに足場となる道具)に最初に足場として張る糸を毛羽(けば)といい、簇からはずした繭は毛羽が残っているので、繭同士が絡まってしまいます。

絡まった毛羽を取るためにこの機械を使っていました。

絡まった繭同士を手で延ばし広げながら、この機械をくぐらせると毛羽がとれて、それぞれの繭が絡まなくなり、まゆかき機から出てきた繭はそのまま数人の手で、選別作業にかけられていました。

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まぶし折り機    (2009-10-2 - 194 Clicks)

蚕に繭を作らせるために、藁を使った「まぶし」というものの中に蚕を入れていました。

この「まぶし」は藁を波型に次々と折ったもので、蚕はくぼんだ所に繭を作ります。

この「まぶし」を作るための機械です。

手で押して編んでいた機械に替わって、編み込みが自動化され、藁の補給をして回すだけで「まぶし」が作れるようになり、生産性が大きく向上しました。

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まぶし折り器    (2009-10-2 - 203 Clicks)

蚕に繭を作らせるために、藁を使った「まぶし」というものの中に蚕を入れていました。

この「まぶし」は藁を波型に次々と織ったもので、蚕はくぼんだ所に繭を作ります。

この「まぶし」を作るための機械です。後に「まぶし」は藁に針金を巻きつけたものや、ボール紙で升目に仕立てたものなどへ変わっていきました。

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